生命保険は健康な人には保険料割引がある

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生命保険は保険契約者間で保険料負担が公平になるよう、死亡率を年齢・男女別に計算した「生命表」をもとに算出しています。

  • 定期保険
  • 終身保険
  • 養老保険

保険期間は一定で、その期間に死亡した場合に保険金が受け取れます。保険金額が保険期間中一定で変わらない定額タイプ、一定期間ごとに保険金額が減っていく逓減タイプ、保険金額が増えていく逓増タイプがあります。

保険期間が一生涯が続きます。

保険期間は一定で、その間に死亡した場合には死亡保険金を、満期時に生存していたときには満期保険金を受け取れます。

健康な人には保険料割引

生命保険の保険料は過去の病歴によって割増料もありますが、性別と年齢によって決まっています。
原則、同性で同年齢であれば保険料は同じとなります。これはもちろん、その状況での死亡率リスクは同じであるとの考えからですが
それ以外に影響されるものもあるとは思いませんか!?
身長や体重のバランスが悪い人やタバコを吸う人は重大な病気にかかるリスクが高いと言われています。
そうでない方(=健康な方)には保険料割引制度がありますのでご説明します。

喫煙有無の割引

タバコには約60種類もの発ガン性物質が含まれていますので吸い続けるということは身体に有害な物質を取り込み続けることになります。
そのため喫煙者は非喫煙者よりも平均余命が1~3年ほど短いと報告されています。また日本人の3大死因のガン、心疾患、脳血管疾患のリスクも高まります。
非喫煙者と喫煙者でリスクが異なるため、その不公平をなくすために割引となります。
一般的に1年以内に喫煙有無の確認と、唾液による検査があります。各年齢によって割引率は異なりますが平均30%前後安くなります。

BMI値による割引

BMIとは体重と身長の関係から人の肥満度を示す体格指数です。
[計算式] 体重(kg)/身長(m)×身長(m)
上記の計算式で求めた数値が割引対象範囲内であれば割引されます。
BMIが高い方は生活習慣病のリスクが高くなる、低い方は基礎体力が低く外部からの細菌及びストレスに弱いと言われています。
適正なBMIによって健康を維持し、保険料も割引されれば一石二鳥につながります。

公平性を保つため

保険とは多額な支出の可能性に備え、たくさんの人たちがそのリスクに見合った保険料を預け、その仲間のなかで万一が起きてしまった方を
経済的に助ける考えで成り立っているものです。
この仲間の各々が不公平ないよう配慮しているのが上記2つの割引制度の理由だと考えています。
今後も新たな制度が生まれることを願い、公平で助け合いの保険という仕組みや考えを多くの方に知って頂きたいと思っています。

先進医療は健康保険適用外

先進医療とは厚生労働省が認めた高度な技術を使う治療法のことで、その医療費は全額自己負担です。

日本の医療保険制度は、国民が公的医療保険に加入し、お互いの医療費を支えあう「国民皆保険制度」ですが先進医療については、この制度の適用外となっています。

保険が適用される通常の治療はこれまでに多くの事例があり、幅広い患者さんが使えるものが対象です。その反面、医療技術を使用した事例が少ない治療法については治療の効果や安全性の観点から健康保険の適用外とされている。

そのため、事例が増えていけば一般の保険治療となるかもしれません。
今は先進医療とされている治療法でも1年後には健康保険適用になっている可能性もあります。

例えば、身体への負担が少なく、ガンをピンポイントで照射し小さくする重粒子線治療の平均医療費は約309万円と報告されてる。

この治療は健康保険や高額療養費制度の適用ができません。そのため、先進医療費に備える保険がありますのでご紹介します。

2017年10月1日現在で先進医療は104種類あります。
例えば…
・重粒子線治療
・陽子線治療
・活性化自己リンパ球移入療法
・がんワクチン療法
・多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

先進医療特約

上記で説明してきたように先進医療は全額自己負担となるため、金銭的な理由で先進医療を選択肢に入れない方もいる。
そんなときのために先進医療特約がある。民間保険会社の医療保険に付帯することが可能だ。
保険料も月々100円程度のため是非、加入を検討すべき特約であると考える。
また、先進医療の立て替えに困った加入者へ個別に直接支払ができる保険会社もあるため、そこも含めて確認してみてはいかがでしょうか。

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